「モデルさんは脚が長くて、いいなぁ」と雑誌を見ながら思っていたら、ふと

「足が長い人は、膝下の長さが長いんだ!」ということに気が付きました。

そして気になったことが3つ

  • 膝下の長さの平均はどれぐらいなのか。
  • 自分の膝下の長さはどれぐらいなのか
  • 膝下は長くすることができるのか

もし足を長く見せることができるとしたら、あなたも知りたいと思いませんか?

膝下の長さの平均値と、長くする方法についてご紹介していきます。

膝下の長さの平均値

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◯男女それぞれの平均値

男女それぞれの膝下の長さの平均値は

  • 男性…46.7cm(平均身長:170.6cm)
  • 女性…42.9cm(平均身長:158.6cm)

となっています。

身長別でみると

男性

180センチ以上…51.3センチ

180センチ…49.7センチ

175センチ…47.8センチ

170センチ…46.5センチ

165センチ…45.1センチ

160センチ…43センチ

女性

175センチ…47.8センチ

170センチ…46.6センチ

165センチ…44.9センチ

160センチ…43.2センチ

155センチ…41.7センチ

150センチ…40.1センチ

145センチ…37.4センチ

となっています。

身長が高いほど、膝下がやや長い傾向がありますが、身長の対する膝下の長さの割合は26%〜27%後半です。

「身長が高いから膝下が長い」と感じるのは、錯覚のことも。

身長で比率の差はほとんどなく、同じ身長なら男女の差もそれほどありません

◯ 膝下の長さの測り方

平均値が分かると、自分は平均と比べてどうか気になりますよね。

膝下の長さは、1センチの差でも見た目が変わってくるので、正しい測り方ポイントです。

膝関節(膝の皿)のすぐ下、膝を曲げたら少しへこんでいるところから、地面までの長さが、膝下の長さの目安になります。

正確な場所で測って、平均値と比べてみてくださいね。

膝下を長くすることはできない

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平均値より、膝下の長さが短いと、ショックですよね。

何とか、長くする方法はないのか考えると思いますが…

残念ながら、膝下の長さは、先天的な異常や事故をのぞけば、ほぼ遺伝によるものです。

つまり生まれつき決まっているので、長さ伸ばすことは基本的にできません

できるとすれば、外科手術です。

意図的に、骨を骨折させて、装具を使って修復作用を利用して骨を伸ばす方法や骨を切断して器具を埋め込む方法があります。

骨を骨折させて伸ばす方法は、交通事故、病気であれば保険が使えますが、単に長さを伸ばしたい場合は、保険は使えず、高額です。

骨を切断して伸ばす方法は日本では認められていない手術です。

いずれも高額で、かなりの痛み、その後の運動が困難になるなど、デメリットも多く、現実的な方法とは言えないので、おすすめできません。

膝下を長く見せることはできる

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膝下の長さを長くすることはできませんが、長いと見た目に感じさせることはできます。

その方法を紹介しますね。

◯足のむくみをとる

足が太くなると、膝下も太くなるため、短く見えます。

この場合は、足の血流をよくして、むくみを流してあげることで、脚全体がすっきりし膝下も長く見えます。

脚やせのエクササイズをして、程よく筋肉をつけることで脚全体を細くするのも効果的です。

筋肉が付けば、動かすことでむくみも自然と流れやすくなるので、おすすめです。

◯O脚を治す

ふくらはぎの間に空間ができるO脚。

脚のバランス悪く見えるので、膝下の長さも短く見えがちです。

O脚改善のストレッチや骨盤矯正をすることで、膝下がすっきり見える可能性はとっても高いです。

ストレッチもとても効果的ですが、O脚の人は、脚を組んだり、斜めに座ったり、寝る時の姿勢が悪い傾向が強い特徴があります。

日常の癖に気を付けたり、仰向けにねるようにしてください。

◯ヒールのある靴を履く

かかとの高い靴を履くと、ふくらはぎの位置が上がって膝下が細く、長く見えます。

ふくらはぎが緊張している状態を保つことで、痩せてみえる効果もあります。

ただし、ずっと履いていると、足裏が痛くなったり、外反母趾になる危険もあるので、ほどほどにしておきます。

また、足首にストラップが付いているデザインの靴は、脚の長さが途中で切れてしまうので、膝下が短くみえやすくなります。

膝下を長く見せたいなら、ストラップがなく、カットが深く、先に細くなるようなデザインがおすすめです。

◯スカートやパンツのシルエットにこだわる

洋服のデザインで膝下を長く見せることもできます。

例えば、膝の少し上が細めになっていたり、デニムなど微妙な色のグラデーションがされていたりなどです。

スカートなら、膝が見えるか、やや短めのものの方が膝下は長く見えます。

価格も大切ですが、脚のシルエットがでるズボンは、自分の体型に合ったデザインを選ぶことが肝心です。

できれば、試着して買うのがベストです。

まとめ

膝下の長さは生まれつきの部分が大きいようですね。

でも、がっかり、諦めたらそこで終わりです。

長くならなくても、ストレッチやマッサージで細く見せる可能性は十分にあります

もともと脚が細くて長いモデルなども、毎日、色んなケアや努力をしてると聞きます。

脚は、体重やお腹よりも効果が出やすい部分なので、努力すれば、すぐに、今より長い膝下が手に入るかもしれませんね。