ダイエットや健康のために運動は大切とわかっていても、継続するのは難しいもの。

そんな時に、おすすめなのが水平足踏み運動です。

広いスペースがなくても、運動嫌いでも簡単にできるのに、色々な運動効果が期待できるようなんです。

そこで、今回は、色々な運動効果が実感できる水平足踏み運動についてご紹介します。

水平足踏みの6つの運動効果

水平足踏みは、その場で足踏みをするだけの、一見すると地味な運動ですが、運動効果は抜群です。

太ももを水平の高さまでに上げるので、背中の筋肉や下腹あたりの筋肉が鍛えられ全身運動になり、血液の循環がよくなります

そのため、次のような運動効果が期待できます。

1) 便秘の解消

水平足踏みをすると、太ももを上げるときに、お腹の筋肉も一緒に動きます。

そのため、内臓が刺激され、血流が上がり、活動が活発になります。

その結果、便通が整い便秘や下痢などの症状が改善し、正しいお通じのリズムができます。

2) 体重が減り、ダイエットができる

水平足踏みでカロリーを消費できますが、同時に、血流が良くなることで、エネルギーの代謝が上がり、体脂肪の減少が期待できます。

体脂肪とともに、体重も減少し、ダイエットができます。

3) 生活習慣病の予防

体脂肪が減少することで、生活習慣病の予防にもなります。

水平足踏みなら、室内で壁につかまって行うこともできるため、年配の人にも向いています。

年代や体の調子に合わせて、運動できるのも水平足踏みのメリットです。

4) 高血圧の改善

高血圧は、運動不足と食べ過ぎが原因であることが多いです。

これらを解決しようと、いきなり激しい運動を始めると、体への負担が大きくなり、心臓などに影響を与える危険性があります。

水平足踏みなら、無理なく、自分のできる程度から始めることができるので、心配ありません。

少しずつでも、半年以上続けることで、高血圧や狭心症など改善に効果あったというケースもあります。

5) 腰痛の改善

水平足踏みは、腰痛の改善にも効果はあります。

太ももの筋肉と腰回りの筋肉はつながっています。

水平足踏みで、太ももを高く上げると、腰周りの筋肉の運動にもなり、血流が上がります。

そのため、筋肉の疲労がへり、痛みの軽減が期待されます。

6) お腹がへっこむ

水平足踏みには、お腹がへっこむ効果があります。

先ほど、水平足踏みの運動効果には、便秘の改善があるとお伝えしました。

便秘が無くなると、お腹がスッキリするするのはもちろんですが、他にも理由があります。

水平足踏みで太ももを高く上げると、お腹や腰回りの筋肉が鍛えられて、引き締まります。

便秘の解消と、筋肉が鍛えられて引っ込む、二つの運動効果があるんですね。

水平足踏みのやり方

これだけたくさんの運動効果あり、手軽に始められるなら、ぜひ挑戦してみたいと思いますよね。

水平足踏みのやり方はとっても簡単なんですよ。

方法

1) 肩の力を抜いて、背筋を真っ直ぐにして立ち、手足の指も真っ直ぐにする

2) 右の太ももが床と並行になるまで上げ、同時に、左腕を前に大きく振る

3) 右足をつま先から着地させる

4) 今度は左の太ももを床と並行になるようにして、右腕を前に大きく振る

5) 左足をつま先から着地させる

ここまでで1セットで、テンポよく足踏みをするのがポイントです。

最初の1か月程度、慣れるまでは1日20回を目安に行います。

慣れて来たら、30〜50回、100回と増やしていくのがおすすめです。

最終の目標は、3分間300回で、半年〜一年のペースで増やしていくと無理なく続けられます。

ですが、あくまでも目安なので、自分に合った、好きなペースで進めていくようにしてくださいね。

まとめ

水平足踏みは、その場で足踏みをするだけなのに、高い運動効果があります。

スペースがない、運動が嫌いなどの人にもおすすめで、お金もほとんどかからないのもうれしいですね。

テレビを見ながらでもできるので、毎日の習慣に取り入れて、ダイエットや生活習慣病の予防に役立てていきたいですね。