アイロン、コテをもっている人は多いと思いますが、上手く使いこなすことで、もっと巻き髪やストレートヘアを楽しむことができます。

使いこなすには

  • 目的にあった種類のアイロンを使う
  • 基本の巻き方、使い方をマスター

を押さえることがポイントです。

また、収納を工夫すれば気軽に使うことができますよ。

今回は、アイロン、コテの種類や使い方の基本についてご紹介します。

アイロン、コテの種類を知って、使いこなす

最初にですが、アイロンとコテはほぼ同じもので、熱で髪型に変化を付ける道具です。

大きく分けると

  • ストレート用のアイロン
  • カール用のアイロン

の2種類があり、ストレート用アイロンをヘアアイロン、カール用のアイロンをコテと呼ぶ場合もあります。

ストレートアイロンは、名前の通り「髪の毛を毛先からまっすぐにする」ための道具です。

髪の毛を2つの平たいヘラのようなもので、はさんで伸ばすようにして使います。

ストレート以外では、軽く毛先を内巻きすることもできます。

カール用のアイロンは

  • 26ミリ(25ミリのタイプも)
  • 32ミリ
  • 38ミリ

の3つの太さがあります。

26ミリ

  • ショートヘア
  • セミロング以上で、毛先に強いカールが欲しい
  • まとめ髪をしたときのおくれ毛にカールを付ける

時に使うことが多いです。

32ミリは、セミロング以上で

  • 緩いカールをつける
  • 全体的にふんわり仕上げたい

などに向いていて、カール用アイロンの中でも基本の太さです。

ショート以外なら、まず最初にアイロンを購入する場合は、32ミリがおすすめです。

38ミリは、かなり髪の毛が長い人に向いています。

大きなカールができるので、カールを強くするというよりも、ふんわりとしたニュアンスを付けるのに便利です。

アレンジの幅を広げたいなら、基本の32ミリと細い26ミリを持っておくといいですよ。

アイロンの基本の巻き方

ヘアアイロン(カール用アイロン)は主に

  • 内巻き
  • 外巻
  • 平巻き

の3つの基本の巻き方があります。

色々なカールもこれを応用させたり、一緒に使うことで髪型を作っていきます。

アイロンを使う温度は160〜200度が一般的です。

かなりの高温なので

  • やけどに注意する
  • 巻く前に髪の毛を保護するためにもヘアローションなどを使う

の2つを覚えておきましょう。

◯ 内巻き

内巻きは上品で、ふんわりとしたイメージに仕上がります。

巻くときは、まず、クリップ(髪の毛を挟む部分)が外側になるように髪の毛を挟みます。

そして、内側に向かって回転させます。

回転させる回数や巻き初めの位置は、髪の毛の長さや作りたいヘアスタイルによって変えても構いません。

ですが、あまり根元から巻くと 古臭い印象になります。

しっかり巻く位置の目安は、セミロング以上なら耳の下あたりから始めるとバランスがとりやすいです。

◯ 外巻き

外巻きは華やかな印象に仕上がります。

内巻きと、反対の巻き方になり、クリップが内側になるように毛先を挟みます。

そして、アイロンを外側に向かって回転させます。

内巻きと外巻きを交互に作ると、「ミックス巻き」になり、立体感と動きがでる髪型になります。

◯ 平巻き

平巻きも簡単で、人気のあるスタイルです。

平巻きは内巻きの巻き方に似ていて、毛先から髪の毛を巻き込み、アイロンを床と平行に動かすのがポイントです。

毛先にクルンとしたカールができ、1〜1回半の巻き具合で、可愛らしい印象になります。

2〜3回巻くと、カールが強くなり、可愛らしさと華やかさがあります。

平巻きは毛先をしっかり巻き込むことがポイントなので、最初は少し難しいと感じることも多いです。

アイロン、コテの収納はどうする?

意外と困るのが、アイロン、コテの収納方法です。

使った後のヘアアイロンは熱々になっているのですぐに引き出しなどに入れたり、そのままにしておくのは危険です。

最後に、色々な収納方法をご紹介します。

◯ 専用の道具を使う

アイロン、コテには専用のホルダーがあります。

専用のホルダーは使用中にさしておくことができ、便利です。

袋は保存袋として持ち運びにも使ったり、フックが付いているものはS字フックを使えばタオルかけにブぶら下げて収納できます。

◯ 耐熱のグラスなどに保存

専用の道具以外でも、使用済みの瓶や缶などを使って収納する方法もあります。

プラスチックなど、熱に弱いものは溶けたり、変形の恐れがあるのでおすすめできません。

◯ 突っ張り棒とS字フック

洗面台、ドレッサーの棚、側面などに突っ張り棒をつけ、S字フックでつりさげます。

すぐに使えるので、毎日髪を巻く人に向いています。

ぶら下げる位置が低い時は、特に、まだアイロンが熱い場合は、子供やペットが触らないよう注意しましょう。

◯ ワイヤーネットを使う

ワイヤーネットを使うと、アイロン以外にもいろいろなものを収納できます。

S字フックでぶら下げたりする方法もありますが、ワイヤーネットに引っ掛ける棚を付けて平らにしておくのも便利です。

ぶら下げないので、フック部分の痛みも気になりませんし、高い場所に収納するのも簡単です。

まとめ

アイロン、コテを使いこなせるとおしゃれの幅も広がります。

最初は、上手くできないかもしれませんが、回数をこなしていけば大丈夫です。

自分の髪の長さにあったアイロン、コテを選び、使い収納方法で、どんどん巻き髪、ストレートヘアを楽しんでくださいね。