夏のアイスは美味しいですが「アイスを食べる=太る」っていうイメージも強いですよね。
でも、ふと考えてみるとアイスの量はそれほど多くないのに、太る理由はどこにあるのか気になります。
一方、「アイスは太らない」という話も聞いたことがありませんか?
実は食べ方にコツがあるんです。
そこで、今回はアイスで太る理由と、おすすめの食べ方についてお伝えします。
この記事の目次
アイスを食べると太る理由
◯ 食べ過ぎれば太る
アイスを食べると太るのかですが、もちろん
「食べ過ぎれば太る」
のは当然です。
これはアイスだけに限らず、どんな食べ物でも同じ理由です。
普通に食事をして、アイスを食べてしまえば、カロリー、脂質、糖分などともに必要量をオーバーしてしまいます。
アイスの量はそれほど多くなく、満腹にはなりませんが、意外とカロリーが高いものが多いのです。
アイスには、次のような種類がありカロリーが違います。
100gあたりで
- アイスクリーム(高脂肪、乳脂肪12%)…212kcal
- アイスクリーム(普通脂肪、乳脂肪8.0%)…180kcal
- アイスミルク(乳脂肪6.4%)…167kcal
- ラクトアイス(普通脂肪、13.6%)…224kcal
- ラクトアイス(低脂肪、2.0%)…108kcal
- ソフトクリーム(乳脂肪5.6%)…146kcal
- 氷菓(乳固形分3.0%未満)…80キロカロリー前後(商品によって上下する)
となり、商品によってはご飯1杯分のカロリーのケースもあります。
量はわずかでも、1日2つ以上食べてしまえば、1食分近くなり、太る危険性は高いです。
◯ 眠りの質が悪くなる危険性
アイス=太るイメージが強くなる理由には、食べる時間も影響しています。
入浴後や寝る前にアイスを食べることもありますよね。
アイスを食べると胃腸が動き、さらに冷たいので負担も大きくなります。
もし、就寝時間近くにアイスを食べると
↓
眠りが浅くなる
↓
眠りの質が悪くなり、ホルモンが減少、脂肪が燃焼されない
↓
太る
という流れが生まれてしまいます。
どうしても、眠る前に、アイスを食べたい場合はラクトアイスや氷菓がおすすめです。
実はアイスは太らないって本当?
アイスは太るというイメージとは逆に、太らないという話もあります。
これは、どちらかと言えば、太らないのではなく、「食べ方によっては太りにくい傾向がある」に近いです。
◯ 時間帯を選ぶと太りにくい
アイスを食べても太りにくくするには食べる時間帯がポイントです。
最も太りにくい時間帯は
「午後15〜18時」です。
この時間帯は体温が1日の中で高く、太る可能性が低いです。
◯ アイスの冷たさで太りにくい
アイスの特徴は「冷たさ」ですが、それが太りにくい理由になっていると考えられています。
アイスを食べると体温が下がります。
体温を元に戻そうと、代謝が上がり、エネルギーを消費するという考え方です。
しかし、体温を上げるためのエネルギーはわずかなので、たくさん食べれば太る可能性は否定できません。
やはり注意が必要になります。
アイスで太るのを防ぐコツ
アイスは太るとわかっていても、食べたくなってしまいますよね。
太る理由を元に、太りにくい食べ方のポイントをまとめてみました。
太りにくい食べ方 5つのポイント
食べる時間は午後15〜18時
- 大パックではなく小さいサイズを選ぶ…サイズとカロリーは比例しますし、大きいサイズ (ファミリーパック)は食べ過ぎる傾向がある
- アイスの種類を考える…乳脂肪が高いものが太りやすい
- トッピング、中身を考える…コーンやワッフル、ナッツ、練乳などが使われているものはカロリーが高くなります
- カロリーを調整…食べ過ぎた後は氷菓にするなど、他の食事でカロリーを調整するといいです。
アイスを食べるのは決して悪いことではありません。
大切なのは、食べ方です。
カロリーは調整できていても、食事変わりにアイスを食べていては栄養不足になり、体調を崩す原因になります。
食事と一緒に楽しむ程度に、食べるようにしてくださいね。
まとめ
私もアイスが大好きなので、新製品が出るとすぐに食べてしまいます。
夏は、薄着になるため、太るのは避けたいですよね。
食べ過ぎと、食べ方に注意をして、冷たいアイスを楽しく味わいましょうね。