毎日、歩いたり、走ったり、同じ姿勢を取り続けたりして酷使している足。

いたわって、休めてあげるためには、足枕がとっても効果的です。

足枕は、睡眠中に足の下に置いて使うものですが、健康に良い効果があるんです。

美脚のためには足をいたわることも大切ですよね。

使い方も、作り方もとっても簡単なので、とってもおすすめなんです。

今回は、足枕の効果や使い方のポイントなどをお伝えします

足枕の効果

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足枕は、横になる時に足の下に置いて、足を心臓よりも高くすることで、血液を心臓に戻りやすくするためのものです。

  • 眠りを深くし、疲労回復に役立つ
  • 血流をよくすることで、足のむくみを解消する

という2つの効果が特徴です。

◯深い眠りで疲労回復

疲れているのに、体が硬く感じて、なかなか眠れないという経験がありますよね。

足に疲れがたまって筋肉が硬くなっていると、本来できるはずの血液を上に戻すポンプ機能が働きません。

そのため、老廃物疲労物質が足に残ったままになり、リラックスができずに深く眠ることができません。

足枕を使うことで、血液が上半身へ戻りやすくなるため、全身の血流が上がりリラックスすることができます

◯むくみを改善してほっそり足

足枕で足を高くすることで、血流が良くなりますが、同時にリンパの流れも良くなります

リンパの流れが滞ると、だるいだけでなく、足がパンパンにむくんで、まるで象のようになりますよね。

美脚のためには、足のむくみを溜めることは大敵です。

血流が良くなることで、疲労回復も、むくみも解消でき、美脚にも近づくこともできます。

血行が良くなるため、女性に多い冷え性にも効果があります

足枕の作り方、使い方のポイント

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◯足枕の作り方

足枕は市販されていますが、バスタオル、クッション、座布団などで代用することができます。

バスタオルなら、自分の好みの高さにすることができるので、とってもおすすめです。

作り方のポイントは足枕の高さです。

15〜20センチの高さが理想的で、深い眠りが期待できます。

これ以下だと、血液を戻す効果が期待できませんし、高すぎると、足や腰など、体に負担がかかります。

市販品では、下のようなものが、柔らかく、おすすめです。

・王様の足枕

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出典:楽天 

◯使い方のポイント

睡眠中に使う足枕ですが、寝ている間、枕の上に足をずっと置いておく必要はありません。

寝返りを打つと、自然と足が離れていきますが、それで大丈夫です。

長時間おいておくと、今度は足に血液が戻らないので、自然な寝返りができず、睡眠を妨げる原因になるからです。

熟睡する前に10〜15分ほど足枕を使い、睡眠中は外していても、疲れは十分取れます。

また、深い眠りには、体全体がリラックスできることも不可欠です。

睡眠前に柔軟体操など、軽いストレッチなどで体をほぐしてあげると、さらに深く眠ることができ、疲労回復により効果的です。

足枕の注意点

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疲労回復、むくみ解消効果がある、足枕ですが、使用に注意してほしいことがあります。

それは、腰痛がある場合は、使用しないということです。

腰痛があると、足をあげる姿勢はかなりの負担になるため、痛みを悪化させる危険性があります。

どんなにいいものも、人によっては、逆効果になるケースもあるので、自分の体と相談しながら使うようにしてくださいね。

まとめ

足枕を使うことで、深い眠りや疲労回復、美脚など色々な効果が期待できます

家にあるバスタオルなどで簡単に作れて、使い方も簡単です。

睡眠中に、バスタオルをクルクルっと畳んで、足先の下に置いて高くするだけなので、今日からでもできそうです。

足枕で疲労回復すれば、毎日、元気に過ごせそうですね。