目の周りを中心にできてしまう、白いぶつぶつの稗粒腫。

「目立つので、何とか取ってしまいたいけれど、針は痛そうだし、レーザーは怖い…」

そんな時には、ピーリングを試してみるのがおすすめです。

ピーリングなら、毎日のケアで稗粒腫を改善できる可能性があるようなんです。

そこで、今回は稗粒腫をピーリングで改善する方法やその注意点などについてご紹介します。

自宅でピーリングして、稗粒腫を改善する

稗粒腫は、毛穴の中に皮脂や角質が溜まることが原因です。

ピーリングでどうして稗粒腫が改善するのかですが…

それは、ピーリングが「古い角質を取り除いて、肌のターンオーバーを正しくするケアの一つ」だからです。

稗粒腫の治療は、針を刺して白い塊を取り出す、レーザーをつかう方法もあります。

しかし、痛みがあり、跡が残ってしまうデメリットがあります。

自宅でピーリングをする方法には

  • ジェルやクリームを塗る
  • ピーリング効果がある洗顔料で洗顔する

で、大きく分けると2つの方法があります。

即効性が少なく、根気よく継続して使う必要はありますが、針やレーザーを使うわけではないので、痛みの心配はありません。

費用は、商品によって違いがありますが。安ければ、ジェルタイプで2000円程度から購入することができます。

皮膚科でピーリングをする方法

自宅以外にも、皮膚科で「ケミカルピーリング」という角質除去をする方法もあります。

ケミカルピーリングは、酸を使って、皮膚を溶かして、古い角質を除去し、肌全体のターンオーバーを改善する効果が期待できます。

30分ほどの治療時間がかかります。

費用は保険適用外のため1〜2万円と高めです。

皮膚科で治療を受けることはできますが、ピーリングが稗粒腫に確実に効くとは言えないため、実際にピーリングの治療を受けるケースは少ないです。

ピーリングの注意点

自宅でも簡単にできるピーリングですが、注意してほしいこともあります。

◯ 頻度は1〜2週間に1回程度

ピーリングの頻度は、1〜2週間程度にし、やりすぎてはいけません。

ピーリング毛穴をきれいにし、角質除去ができる反面、肌に負担がかなりかかります

早く改善したいからといって、頻繁にしてしまうと、乾燥を招き、肌トラブルの原因になります。

◯ ピーリングのタイプを選ぶ

ピーリングには

  • クリームやジェルを塗って肌を柔らかくする
  • 石鹸で洗顔をして落とす
  • スクラブタイプ
  • シートタイプ

などがあります。

この中で、スクラブとシートタイプのピーリングは、特に肌の負担が強くなります。

肌が弱い、初めてピーリングをするなどの場合は、刺激の少ない洗顔、クリーム、ジェルタイプを選び、優しく守りながら、角質のケアをするようにしましょう。

◯ ピーリングをした後はスキンケアをしっかり

ピーリングの後は、乳液や化粧水でしっかり保湿をするようにして下さい。

処理後の肌はツルツルしていますが、とても無防備で乾燥、刺激を受けやすい状態です。

また角質を除去したことで、バリアがなくなっています。

せっかくきれいにした肌を潤してあげるために、スキンケアで整えておくことは、綺麗な肌にするために、忘れてはいけません。

まとめ

ピーリングは時間がかかりますが、簡単に自宅で稗粒腫をケアすることができます。

針やレーザーを使わないので、傷みもありません。

自宅でピーリングをした後は、保湿をしっかりすることがポイントです。

綺麗になった肌を保ち、再び稗粒腫を発生させないためには、毎日のスキンケアでターンオーバーをととのえておくことも忘れないようにしましょう。