ほうれい線の原因は老化による肌のたるみだと思っていませんか?

もちろんそれも原因の一つですが、実は、顔の骨格が原因のこともあるようなんです。

骨格なんて生まれつきのことも多いので、改善するのも難しそうなので、あきらめるしかないのでしょうか?

そんなことはありません、努力次第で改善することもあります。

今回は、ほうれい線を改善する方法や、できやすい骨格のタイプなどについてご紹介します。

ほうれい線ができるのは骨格が原因!?改善する方法はある?

「それほど年を取っていないのにほうれい線が目立つ」

「ケアを頑張っているのに、それほど効果が感じられず、ほうれい線が消えない」

などの悩みは、もしかしたら骨格にあるのかもしれません。

ほうれい線ができてしまう、消えにくいなど、その原因は骨格と分かっていても、骨格なんて多くの場合は生まれつき。

ですが、顔を変えるわけにもいかないので、あきらめるしかない…なんてことはありません。

◯ 顔のエクササイズでほうれい線を改善

ほうれい線の原因は骨格のケースでは、スキンケア、化粧品に頼るまえに

「顔の筋肉をたくさん鍛える」

ことが必要です。

顔の筋肉を鍛えることで、姿勢によってずれた骨格を改善することが期待できます。

簡単にできるエクササイズをご紹介するので、試してみてくださいね。

耳をほぐすエクササイズ

最初に、顔全体の筋肉をほぐすために、耳を回してマッサージをします。

1) 両手で優しく耳をつかむ

2) 前に5回優しく回す

3) 後ろに5回優しく回す

頬のエクササイズ1

筋肉がほぐれたら、頬辺りエクササイズに移ります。

1) 親指の付け根で、頬骨とエラの間の部分を軽く押さえる

2) 優しく円を描くように3回ほど回す

3) さらに親指で頬骨と口角の部分を軽く押さえる

4) 優しく円を描くように3回ほど回す

頬のエクササイズ2

1) 指の腹を頬骨にあてる

2) 指を軽く上にあげるイメージで、顔は小さく下にする

3) これを3回繰り返す

頬骨に指を添えて、小さくうなずくようにすると上手くいきます。

◯ 声をしっかり出すこともほうれい線予防になる

声をしっかり出すと、顔の筋肉が動くため、鍛えられてほうれい線の予防にもなります。

無理やりに口を大きく動かして話すのは不自然ですが、口の中で声を出さないようにするといいですね。

また、笑うとシワができると言いますが、実は笑ったほうがほうれい線はできにくいです。

笑うと筋肉が動きますが、笑わなければほとんど動きません

日ごろから表情を豊かにすることで頬の筋肉が鍛えられます。

明るい印象にもなるので一石二鳥にもなりそうです。

ほうれい線ができやすい骨格6タイプ!

ところで、どんな骨格が、ほうれい線ができやすいのでしょうか。

次のような骨格は、ほうれい線ができやすい傾向があります。

  • やせ型
  • 丸顔
  • 頬骨の位置が高い
  • 目鼻立ちがはっきりしていて、鼻筋が通っている
  • 顔のパーツが下がり気味
  • 前歯の歯茎が出ている

自分の顔と見比べてチェックしてみてください。

1) やせ型

痩せている人は、顎が細く、太めの人に比べて顔の肉がついていません

内側からのハリも少ないので、ほうれい線が目立ちやすくなります。

2) 丸顔

丸顔も要注意な骨格です。

丸顔が顔の筋肉が少ない傾向があり、頬の脂肪を支えづらいため、下がりやすくなります。

そのため、たるみが出やすく、ほうれい線ができやすくなってしまいます。

3) 頬骨の位置が高い

頬骨の位置が高く、面長で顎が細いとほうれい線ができやすいです。

頬骨が高いと、頬と口の高さの差が大きく凹凸が増えるためほうれい線ができやすいです。

4) 目鼻立ちが良く、鼻筋が通っている

目鼻立ちが良く、鼻筋が通っている、いわゆる美人タイプもほうれい線ができやすいです。

一見するとうらやましいのですが、顔の皮膚が動きやすいため、たるみやすく、皺ができやすい傾向があります。

5) 顔のパーツが下がり気味

たれ目口角が下がり気味など、顔のパーツが下がり気味の人は、肌を上に持ち上げる力が少ないケースが多いです。

そのため、肌を上に持ち上げられず、ほうれい線ができやすくなります。

6) 前歯の歯茎が出ている

顔だけでなく、歯もほうれい線の原因である場合があります。

前歯の歯茎が出ている出っ歯やかみ合わせが悪いなどの理由で、口元や頬が緩むため、皺ができやすいです。

◯ 日ごろの姿勢の悪さが骨格のずれを起こす

骨格は遺伝、生まれつきのことが多いのですが、それがすべてではありません。

  • 頬杖を突く
  • いつも同じ側で噛む、噛み癖がある
  • 荷物をいつも同じ側にもっている
  • 立つときに、片足に重心がかかっている

などの姿勢の悪さが、骨格のずれを起こす危険性があります。

骨格がずれていると、左右でほうれい線の入り方や深さも違うことが多いです。

骨格をチェックするときに、ほうれい線の深さや入り方を見てみるといいですよ。

スキンケアも大切です

骨格が原因であるほうれい線は、筋肉を鍛えてることや、ゆがみを治していくことが必要ですが、スキンケアも肝心です。

ほうれい線の原因は、乾燥肌のハリが無くなったことにもあります。

普段から、肌の弾力や保湿が保てるようなスキンケアや食事やサプリメントでの栄養摂取を心がけましょう。

顔の筋肉を鍛えて肌の内側から、スキンケアで肌の外側と、二重に対策していくことで、より早くほうれい線を改善するといいですね。

まとめ

ほうれい線の原因が骨格にあったなんて驚きですね。

顔のエクササイズすることで、筋肉を鍛える、骨格を矯正することで、ほうれい線を改善できる可能性があります。

また、筋肉を鍛えつつ、肌のうるおいやハリを出すことも大切です。

できてしまうと5歳以上老けて見えてしまうほうれい線。

少しでも早く改善して、若くてきれいと言われたいですね。