ほうれい線があると老けて見えてしまうので、すぐにでも消してしまいたいですよね。
実は、針を使うことでほうれい線を消すことができるようなんです。
顔に針をさすことで、ほうれい線を消すことができるなんて、一体どういうことなのでしょうか。
また、痛みや危険性、治療にかかる費用も気になりますよね。
そこで今回は
- ほうれい線が針で消すことができる理由や効果
- 施術方法
- 痛みや危険性
- 費用
などについてご紹介します。
この記事の目次
ほうれい線を針で消すとは?どんな方法で消すの?
◯ どうして針でほうれい線を消すことができるの?
どうして、針を刺すだけで、どうして、ほうれい線を消すことができるのか、とっても不思議ですよね。
これは、肌の再生力を利用しています。
針を刺し皮膚にとても小さな傷ができると、その部分を治そうと再生力が高まります。
その結果
- 血行、リンパの流れが良くなり、新陳代謝が良くなる
- 肌を再生しようとする働きでコラーゲンが生成され、肌のハリが良くなる
- 針の刺激で筋力をアップ
などの、肌の状態が改善していきます。
その結果、シワやたるみ、むくみなどが解消され、ほうれい線を消す効果が期待できます。
ほうれい線が消える以外にも、肌荒れやニキビの減少など、美肌に近づく可能性も高くなります。
◯ 針でほうれい線を消す方法
では、どんな方法で針を使いほうれい線を消すのでしょうか。
ほうれい線に針を刺すといっても、注射器や裁縫用の針を刺すわけではありません。
針を刺して、肩こりや腰痛など体の色々なところを改善していく治療を「鍼灸」と言います。
正確には、鍼灸治療では「針」を「鍼」と表します。
ほうれい線を消すという治療は、針を刺す刺激で、皮膚のたるみ、シワなどを改善する「美容鍼灸」の一つです。
副作用が少なく、安全性が高い治療として知られています。
鍼灸治療は、骨格資格を持った鍼灸師が行うように決められています。
さらに、美容鍼灸は美容に特化した知識を持った、美容鍼灸師が施術します。
施術は次のような流れが一般的です。
1) カウンセリング
ほうれい線の状態や、アレルギーや肌の状態を確認するための、問診や診察をします。
治療方針も相談してよく決めておきます。
2) ほうれい線を消す効果があるツボに針を刺していく
ほうれい線の状態や、施設によって違いますが、細さが0.10〜0.18(サイズは0.02ミリ刻み)ミリの非常に細い針を刺していきます。
個人差がありますが、細いため、刺すときの刺激はそれほど強くありません。
施術内容によっては100本ほどの針を刺すケースもあります。
3) 15〜30分ほど刺したままにする
しばらく針を刺したままの状態にして、刺激を加えたあと、針を抜いていきます。
ほうれい線は1回針を刺しただけでは消すことはできません。
消えていたほうれい線も、効果が3〜4日ほどでなくなり始め、やがて、また目立つようになります。
最初のうちは、1週間〜10日に1回の頻度で針を打っていきます。
継続して打つことで、効果が長く続くようになり、施術の間隔もあいていきます。
治療の費用はどれぐらい?こんなことにも注意が必要
美容鍼灸は安全性が高い治療とされていますが、針を刺すのはやはり怖いですよね。
もちろん、危険やデメリットが全くないわけでなく、次のような注意が必要です。
◯ 保険対象外のため費用は高め
治療は美容が目的となるため、基本的に保険の対象外となり、適用されません。
全て自己負担となり、1回の治療で8000〜2万円が相場で、かなり高くなります。
1回でほうれい線が完全に消えるわけではありません。
ほうれい線が気になる程度まで治療を続けると、一般的に、10回程度の施術が必要とされています。
かなりの金額が予想されますので、カウンセリングの際に費用についても良く説明を受けておくと安心です。
◯ 金属アレルギーや内出血などにも注意
使われる針は金属製のものが多いです。
使われる針は髪の毛のように細いものですが、金属アレルギーや敏感肌、体調によっては赤くかぶれたり、かゆみがでたりするケースも少なくありません。
顔にはたくさんの毛細血管があるため、針の刺激で内出血の危険性もあります。
アレルギーの少ないステンレス製を使っている鍼灸院やクリニックもあるので、施術前に相談をするようにしてください。
◯ 信頼できる場所で施術を受ける
美容鍼灸は、施術をする鍼灸師の技術や経験によって、効果に差が出る傾向があります。
そのため、ほうれい線が期待するほど消すことができない、痛みが強い、効果が持続しないなどの不満がでる可能性は否定できません。
また、稀なケースですが、針を使いまわすなど、衛生管理ができていない鍼灸院も存在します。
施術場所を選ぶ時には、自宅から近い、費用が安いだけでなく、口コミや実際に通っている人の意見を参考にするようにしてください。
実際に通ってみて、カウンセリングや相談をどれぐらいしてくれるかも、判断の基準になります。
自宅で、針を使ってほうれい線を消す方法もある
針でほうれい線が消えるとわかっていても、わざわざ通うのは面倒、時間がないということもありませんか。
実は、自宅で鍼灸の治療できるアイテムがあるんです。
使い方は、シールに針が付いて、それを貼るだけなのでとっても簡単です。
費用も、鍼灸院に通うより、ずっとリーズナブルです。
痛みもほとんどありません。
ただし、やはり専門の技術がないので、効果や持続性に欠けるというデメリットもあります。
鍼灸院やクリニックで施術を受けた場合は、3〜4日ほど持続しますが、自分でした場合は、1日程度しか持続しないことが多いです。
継続すれば、効果も長く維持できるケースもあるので、方法の一つとして、取り入れるのもいいですね。
まとめ
針はほうれい線を消すのに、即効性が期待できます。
効果は一時的ですが、その間は、化粧品の浸透も高くなるはずです。
筋肉を刺激することで、内側をからのケアができます。
なかなか消えないほうれい線に悩んでいるなら、一度針を使った治療を受けてみてはいかがでしょうか。