「ほうれい線が片方だけにできた」
「左右のほうれい線の深さがちがう」
という困ったことが起こるケースがあります。
ほうれい線ができるだけでも悲しいのに、もっとがっかりし、気分も沈んでしまいますね。
片方だけにほうれい線ができてしまう原因は何なのでしょうか。
今回は、ほうれい線が片方だけにだけできてしまう原因やその対策法をご紹介します。
この記事の目次
ほうれい線が片方だけにできた4つの原因と改善方法
人の顔は、ほとんどの場合は左右対称ではなく、骨格を始め、肉の付き方など、位置に偏りがあります。
わずかにほうれい線の違いが出てしまうのは仕方がないといえます。
ですが、一目でわかるほど違っているのは、「日常生活の癖」が原因です。
主な原因は、
- 頬杖をつく
- いつも同じ側を下にして眠っている
- いつも一方の側だけで食べる
- 体の左右のバランスがずれている
などがあげられます。
左右のどちらのほうれい線が濃いか、観察するとすぐにわかるはずです。
ほうれい線が濃い側に癖が多く、大きな負担がかかっている可能性があります。
1) 頬杖を突く
頬杖をつくと、頬の皮膚を圧迫し、引っ張られ、筋肉のバランスが悪くなりがちです。
片方だけに、ゆがみやたるみが生じて、ほうれい線ができる原因になります。
無意識のうちにしてしまうことが多いので、意識してやめるようにしてください。
2) いつも同じ側を下にして眠っている
毎日、どちらか一方だけを下にして、横向きで寝ていると、片方のほうだけに負担がかかり、ゆがみやたるみの原因になります。
頭はとても重たいので、長時間同じ向きで寝ていると、かなりの圧力がかかります。
できるだけ仰向けで寝るように気を付けることが肝心です。
また、枕が合っていないと、頭や首の位置が安定せず、顔はゆがみやすくなる傾向があります。
熟睡ができていない原因にもなるので、枕を変えてみるのもいいかもしれませんね。
3) いつも一方の側だけで食べている
いつも片方だけで噛んでいると、使わない側の頬の筋肉が衰えて、たるみやすくなります。
食べるという行為は、かなり顔や口周りの筋肉を使うため、軽く考えてはいけません。
左右で同じように噛んで食べるようにしてください。
片方だけで噛むのは、癖ではなく、虫歯が原因の可能性も否定できません。
また、噛み方だけでなく、かみ合わせの悪さも、顔のゆがみを生み、ほうれい線が片方だけ目立つ原因にもなります。
一度、歯科でチェックをし、虫歯や歯の生え方などもチェックしておくと安心ですね。
4) 体の左右のバランスがずれている
同じ側だけに荷物を持ったリ、立っている時に片方に重心がかかっている人も片方にほうれい線が目立つ傾向があります。
かみ合わせの悪さにもつながりますが、骨盤のゆがみや、左右のバランスが取れていないなどの、姿勢の悪さは、顔のゆがみにつながります。
ほうれい線だけでなく、肩こりやむくみの原因にもなります。
ストレッチや骨盤の矯正などを行い、体全体のバランスを整えることをおすすめします。
顔のエクササイズやスキンケアでほうれい線を改善しよう!
◯ 顔の筋肉を鍛えてほうれい線を消す
ほうれい線の改善には、衰えた筋肉を鍛えてあげることが必要です。
たるんだままの筋肉では、皮膚や脂肪が支えられず、ほうれい線がより目立つことにもつながります。
簡単なエクササイズをご紹介するので、試してみてくださいね。
舌回しエクササイズ
1) 口を閉じ、舌を歯の表面に沿って、左周りに一周させ、20回繰り返す
2) 右回りも同様に、20回繰り返す
3) 左右20回ずつでワンセット、これを1日3セット行う
地味な動きのエクササイズですが、顔の筋肉が動くことがわかり、かなり効きます。
むくみの解消にもなるので、顔周りがスッキリとしてしてくることが実感できます。
テレビを見ながら、お風呂に入っているときなど、手軽にできますよ。
◯ スキンケアも大切です
ほうれい線を改善するためには、外からのケアも必要です。
スキンケアの基本は保湿です。
失ったハリ、コラーゲンを元に戻すためにも保湿をしっかりとするようにします。
◯ 栄養も必要
エクササイズやスキンケアも大切ですが、栄養をとることもわすれてはいけません。
肌の水分を外からいくら与えても、新陳代謝が悪く、新しい細胞が作られなければ、ほうれい線の改善は上手くいきません。
美しい肌作るためには、
- ビタミンA
- ビタミンB群
- ビタミンC
- タンパク質
- 必須脂肪酸
などの栄養素が必要です。
バランスのとれた食事をとるように心がけ、甘い物、アルコール等の糖質の取り過ぎは控えるようにしてください。
日々の食事から栄養が摂れない場合は、サプリメントなどを取り入れるのも方法の一つです。
まとめ
片方だけにほうれい線ができてしまうのは、日々の何気ない癖が原因です。
あきらめるのではなく、悪い癖を意識して治しつつ、顔の筋肉を鍛えていくことで、ほうれい線は目立たなくなります。
また、スキンケアもしっかりすることも、ほうれい線の改善には役に立ちます。
さらに、深いほうれい線を作らないためにも、日々の努力を欠かさないようにしてくださいね。