子供の顔はシワとは無縁のはずなのに、顔にほうれい線ができてしまうことがあります。
ほうれい線って、加齢が原因のはずなのに、どうして目立ってしまうのか不思議ですよね。
ほうれい線は、年を取るとできることが多いですが、それだけではなく、意外なことが原因になっているようです。
今回は、ほうれい線が子供にできてしまう原因や対策法についてお伝えします。
子供なのにほうれい線が目立ってしまう原因
多くの子供や赤ちゃんの顔はふっくら、シワやほうれい線がなくてうらやましいですよね。
そんな子供の顔にほうれい線がくっきりとしてしまうケースがあります。
これには、気になしなくてもいいものと、すこし注意が必要なものの2つの原因があります。
◯ ぽっちゃりした顔が原因
ぽっちゃりした子供の顔は、とてもかわいいものですが、驚くことに、これが、ほうれい線が目立つ原因になっているんです。
子供の肌は、ヒアルロン酸やコラーゲンが豊富なので、本来なら、シワは目立ちません。
ですが、頬がふっくら高く、鼻の横にくぼみができてしまい、ほうれい線が目立つ場合があります。
くぼみができてしまうのは、生まれつきの骨格によるもの。
特に、日本人は、顔に凹凸が少なく、平べったい傾向があり、子供でもほうれい線ができたと感じるケースが多いのです。
加齢によるほうれい線とは全く違います。
どちらかと言えば、大人になって太り過ぎでできてしまうほうれい線に近いものです。
老けた印象を与えるものではなく、むしろ子供らしく、可愛らしい印象を与えます。
気にしたり、痩せたりさせる必要はありません。
◯ 乾燥が原因
乾燥肌だと、ほうれい線に限らず、シワが目立ち、できやすくなります。
肌が乾燥していと、紫外線や有害物質などの影響を受けやすく、アレルギー反応が出やすい傾向があります。
アトピーなどの体質もありますが、日ごろの保湿が足りていない可能性もあります。
◯ かみ合わせが悪いため
かみ合わせが悪いと顎関節がずれて、口元にゆがみが出やすくなります。
そのため、ほうれい線が目立ったリ、左右で違うなど不自然な状態になる場合があります。
子供のほうれい線を治す方法
子供のほうれい線は、ふっくらとした顔つきが原因の場合は、気にする必要ありません。
成長して、顔つきが変わってくれば、ほうれい線が目立たなくなるケースも多いので、何もせず、そのままで大丈夫です。
子供の間の可愛らしい顔を喜んであげてくださいね。
ですが、乾燥や骨格のゆがみが原因なら、対策が必要になります。
まずは、子供の肌の清潔と保湿を心がけることです。
石鹸を泡立てて優しく洗い、しっかりすすぎ、保湿をしっかりしてあげてください。
骨格のゆがみが気になる時は、歯のかみ合わせや、虫歯の可能性もあります。
一度、歯のチェックをしてもらうと安心です。
また、最近、注意が必要になり始めたのが、スマホやタブレット端末の使い過ぎによる近視です。
近視は目だけでなく、姿勢も悪くなるため、ほうれい線が目立つ危険性があります。
非常に便利なものですが、使い過ぎには注意が必要です。
まとめ
ほうれい線が子供なのにできてしまう原因は、ぽっちゃりとした顔が一番の原因です。
嫌がったり、悲しんだりする必要はなく、むしろかわいくて、ほほえましいものです。
ですが、乾燥や骨格のずれの場合もあるので、注意が必要です。
原因を知るためにも、子供の顔の様子をしっかり観察して、成長を見守ってあげたいですね。