ほうれい線が出てきていたなと、頬がピクピクと痙攣をおこしていました。
繰り返し痙攣が起こると、筋肉がこわばり、ほうれい線も目立つこともあるので心配になります。
ほうれい線の辺りに痙攣が起こってしまう原因や、病気の可能性はあるのでしょうか。
また、治すことはできるの気になりますよね。
今回は、ほうれい線の辺りが痙攣してしまう原因や治す方法などについてお伝えします。
この記事の目次
ほうれい線周りに痙攣が起きる原因
ほうれい線のあたりや頬が痙攣している…
無意識のうちに起こってしまうので気持ちが悪いですよね。
ほうれい線部分の痙攣は病気など何かしらの原因で、顔の神経が血管で圧迫されることで起こります。
特に、片側のみに起こることが多く、片側顔面痙攣と呼ばれます。
原因は様々ですが、放置しても自然に治ることはありません。
初期は、軽く頬や瞼、口元が動いて元に戻る程度で、それほど気になりません。
ですが、放置すれば悪化し、筋肉が硬直してほうれい線が深いままの状態になったり、片側の瞼が閉じたままになったりすることもあります。
違和感も出てくる危険性があるため、治療が必要になるケースが多いです。
痙攣が起きる原因 病気の可能性もある?
それでは、痙攣が起こる原因にはどんなことが隠れているのか、危険な病気の可能性はないのか疑問ですよね。
ほうれい線の辺りが痙攣をおこしてしまう原因には
- ストレス、不安、緊張
- 疲れ
- 生活習慣の乱れ
- 脳腫瘍などの病気
などの可能性があります。
◯ ストレス、不安、緊張が原因
人前に出ると緊張して、上手く話せない、笑えない、表情が不自然になってしまうということありますよね。
ですが、過度の不安を感じたり、緊張したりすると、精神不安を起こすケースがあります。
これは、「対人恐怖症」の症状の一つです。
他人の目を気にしすぎてしまう、過度のストレスのため、パニックを起こし、顔がこわばり、痙攣をおこしてしまいます。
◯ 疲れ
長時間、パソコンを見たり、同じ作業をしたりしてしまうと眼が疲れて、緊張をします。
ストレスによる痙攣と似ていて、疲れがストレスとなって自律神経を乱し、神経を圧迫してしまうこともあります。
筋肉が硬直をすることで、痙攣をおこし、ほうれい線の辺りがピクピクする原因になります。
◯ 生活習慣の乱れ
顔面の痙攣は生活習慣病の一つでもあります。
睡眠不足や喫煙、アルコールの大量の摂取、なども、ストレスの一つになり、脳の神経に影響を与えます。
その結果、顔の痙攣の原因になる危険性があります。
◯ 脳の腫瘍
- 動脈硬化
- 脳腫瘍
- 動脈瘤
などの病気が原因でできる腫瘍が、脳の血管を圧迫し、痙攣をおこしている危険な場合もあります。
血管を圧迫しているものを取り除く必要があります。
放置すると、神経細胞が壊れてしまい、最悪の場合、命の危険がともないます。
先ほどの喫煙と関係していますが、喫煙や糖尿病を発症すると、ほうれい線辺り痙攣をおこす危険性が高くなります。
ほうれい線周りの痙攣を治す方法
ほうれい線のピクピクした痙攣を治すにはどうしたらいいのでしょうか。
◯ ストレス、緊張を減らす、向き合う
口で言うのは簡単ですが、ストレスを減らすのはとても難しいことです。
無理に感じないようにするのではなく、緊張、ある程度のストレスは仕方がないと割り切ることが必要になります。
色々な症状も隠そうとせず、性格の一つとして向き合うことも方法の一つです。
すぐに「大丈夫!」というのは難しいかもしれませんが、そうするうちに、他人の表情や目が気にならなくなることも多いです。
◯ 生活習慣を見直す
生活習慣は健康な生活の基本です。
- 睡眠不足
- 喫煙
- 飲酒
- 食生活の乱れ
などは改善し、
- 食物繊維
- カルシウム
- カリウム
- ビタミン
- タンパク質
を中心にしたバランスの良い食事に、運動をプラスします。
体の健康とともに、脳の神経を正常にしていくことで、痙攣の改善が期待できます。
◯ 病院で治療を受ける
痙攣が頻繁に起こってくると、脳の腫瘍、危険な病気が疑われます。
生活習慣の改善では、治癒は見込めず、投薬や手術が必要なケースも珍しくありません。
ほうれい線が深く刻まれる、取返しが付かない状態になる前に、頻繁に痙攣が起こる場合は、病院での診察をおすすめします。
気になる痙攣を、軽く考えないようにしてくださいね。
まとめ
ほうれい線辺りや、片側の顔だけが痙攣するのは、ストレスや生活習慣、病気の可能性があります。
わずかな痙攣の場合は、睡眠や気分転換で改善することが多いです。
しかし、頻繁に痙攣が起こるなら、病気かもしれません。
顔の痙攣が、腫瘍のサインであり、ほうれい線が目立つ原因かもしれません。
繰り返す痙攣を見逃さないようにしてくださいね。