肌の表面は脂っぽく、べたべたするのに、内側はカサカサ、乾燥しているインナードライ。

頑張ってスキンケアをしても、肌の調子が良くならないなら、運動をするといいようなんです。

「肌と運動なんて関係があるの?」と思いますよね?

ですが、運動をすると、インナードライの改善が期待される、いいことがあるんです。

インナードライが運動で改善されるとはどういうことなのか、一体どんな運動をすれば効果があるのでしょうか。

運動でインナードライが改善される理由

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肌の改善にはスキンケアをすればよいと思っていませんか?

確かに、スキンケアは大切ですが、健康な肌に必要なのは、新しい細胞を作ることです。

運動をすると、細胞がどんどん生まれ変わるような肌に変わっていきます。

◯ 運動をすると新陳代謝が活発になる

インナードライは、もともとの体質が乾燥肌という理由だけでなく、運動不足で筋肉量や活動量が減り、冷え性になったのが原因というケースもあります。

冷え性になると、血行がわるくなり、肌まで栄養が行きわたりません。

そのため、新陳代謝、肌のターンオーバーが悪くなり、古い角質が溜まりやすくなります。

角質が溜まると、肌の保水力が下がるため、肌は乾燥し、乾燥した肌を潤うそうと、皮脂を出してしまい、インナードライになってしまいます。

運動をすると、血行が良くなり、筋肉量が増えるため新陳代謝も活発になって、インナードライの改善が期待できます。

◯ 発汗で毛穴から老廃物が出やすくなる

運動をすると、汗をかくため老廃物の排出が促進されます。

新しい細胞、肌を作るためには、古くなった老廃物を排出していかなければなりません。

運動をして汗をかき、古い細胞を捨てていくことで、新しい細胞が作りやすい状態ができます。

簡単にできる!おすすめの運動をご紹介

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「肌はきれいにしたいけど、運動は苦手…」ということありますよね。

インナードライの改善をするための運動は、激しくなくても大丈夫です。

室内で簡単にできる運動をご紹介します。

◯ スクワット

1) 手を首の後ろで組み、両足を肩幅より少し広めに開いて立つ

2) お尻を外側に突き出すように、膝と股関節をゆっくり曲げていく

3) 太ももがうかと平行になるくらいまで腰を下ろしていく

4) 腰下ろしたら、元の位置に戻す

5) これを10セット行う

腰を下ろすときに、ひざが前に出すぎたり、内側に入りすぎたりしないようにするのがポイントです。

真剣になりすぎると、力が入ってしまうので、呼吸をすることも忘れないでくださいね。

◯ かかと上げ

1) 肩幅より、少し狭く両足を開いて立つ(拳が2つ入る程度)

2) 両足を一緒にゆっくり上げて、つま先で立つ

3) かかとを限界まで上げたら3〜5秒キープ

4) ゆっくり元の位置に戻す

5) これを10回繰り返す

両足のかかとをあげる時に、バランスが取れず、安定しない時は壁に手をついて行ってもかまいません。

ふくらはぎは、第二の心臓と言われていれ、血流をあげるポンプのような役割があり、鍛えることで、血行がよくなります

運動の後は、体を冷やさないことも大切

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運動をすると体が温まるため、汗をかく、喉が渇くため水分が欲しくなりますよね。

ここで、飲む水分は、常温の水、もしくは白湯がベストです。

運動後は冷たいものが美味しく感じるのですが、せっかく温まった体を冷えてします。

血行も悪くなってしまうので、冷え性が改善しにくく、インナードライ肌にはよくありません。

新陳代謝にも良くないので、せっかく温めた体を、あえて冷やしてしまうような行動は避けてくださいね。

まとめ

インナードライの改善には、スキンケアも大切ですが、体質を改善することも大切です。

体質改善には、日々の心がけから始まります。

激しい運動をする必要はありません。

階段を利用する、スクワットや軽いストレッチを取り入れてみるなど、日常生活で無理なく、続けられるような工夫をして、運動を取り入れてみましょう。

運動が習慣になっているころには、きっとインナードライも改善に、ピカピカの肌になっているはずですよ。