家電量販店に行くとたくさんのスチーマーを見かけます。
スチーマーから出るスチームを顔に当てると、家にいるのに、まるでエステサロンに行った気分がして、ピカピカの肌になれそうですよね。
何だかとっても、肌に良さそうですが、値段も結構高いスチーマーもあって、実際どんな効果があるのか気になります。
そこで、今回はスチーマーを顔に使った時の効果や使い方の注意点などをご紹介します。
この記事の目次
スチーマーの効果とは？
温かいスチームに顔を当てるだけでも、気持ちが良さそう、リラックスができそうですが、実際に肌にはどんな効果があるのでしょうか。
◯水分を補給し、乾燥対策ができる
スチーマーからでるスチームは、ポットやお風呂の蒸気とは違い、熱や振動でできた10億分の1のとても細かい粒子のナノミストと呼ばれるものです。
「何だか最近、顔にハリがなくなったな…」と感じるなら、乾燥が原因の可能性が高いです。
乾燥した肌は、キメが粗く、深ところまでスカスカかの状態です。
ナノミストの粒子なら、肌の奥底、真皮層まで水分を行きわたらせることができ、肌のうるおいを改善、乾燥対策ができます。
◯次に使う化粧品の浸透が良くなる
水分を補充し、乾燥対策ができた肌はふっくら、キメが細かくなっているので、次に使う、化粧水や美容液の浸透も良くなります。
さらに、温かいスチームを当てるので血行も促進され、顔の筋肉も柔らかくなるため、相乗効果も期待できます。
◯しっかり毛穴の奥までクレンジングし汚れを落とす
どんなに高級で成分が良い化粧品を使っても、肌に汚れが残り、顔の毛穴が詰まっていては、意味がありません。
スチーマーを使えば、温かいスチームが毛穴を開かせるので、奥に残った汚れもきれいに落とすことができます。
汚れが落ちると、化粧品の浸透が良くなるだけでなく、黒ずみがとれ、肌色が明るくなり、顔の印象も明るくなります。
メイクのりもよくなります。
毎日、丁寧にクレンジング、洗顔をしていても、汚れが奥に残っていることはよくあります。
初めて、スチーマーを使ってクレンジングをしてみると、洗顔料が黒くなってびっくりする人が多いんですよ。
◯新陳代謝がよくなる
温かいスチームを当てると血行が良くなり、化粧品の浸透が良くなるとお伝えしましたよね。
血行が良くなると、さらに、新陳代謝が活発になるという効果があります。
新陳代謝が良くなると、老廃物が落ちやすくなり、古い角質が新しく生まれ変わるターンオーバーも整うようになります。
スチーマーを使う時の４つの注意点！
肌がきれいになって、ピカピカの顔になれそうなスチーマー。
嬉しい効果があって、どんどん使いたくなりますが、ちょっと注意が必要なこともあります。
1）使いすぎはNG 最初は肌を慣らすことから
スチーマーは水を振動させてスチームにするだけなので、肌の負担はなさそうな気がしますよね。
でも、思っている以上に肌はデリケートなので、どんなに良くても毎日使うのは、刺激になり、トラブルの原因になります。
肌は丈夫だと自信がある場合でも、最初は週に一回、慣れたら少しずつ回数を増やしていきます。
慣れてきても、毎日使うのではなく、2〜3日に1回にするのが安心です。
またクレンジングでスチーマーを使う場合は、顔をゴシゴシこすったりしないようにしてください。
スチームで毛穴が開きやすくなっているので、力をいれなくても汚れは落ちていきます。
力を入れるとシワやシミの原因になりますので、気を付けてくださいね。
2）水をこまめに交換、残ったら捨てる
スチーマーは、タンクに水を入れてセットして使うのですが、水をこまめに交換するのもとても大切です。
水が入れっぱなしだと、雑菌やカビが生えてしまう危険性があります。
そのまま使うと、カビや細菌を顔に付けることと同じです。
衛生、清潔を保つために、使い終わって水が残っている場合は、捨てておくことを忘れないようにしてください。
3）毛穴を広げたままにしない
スチーマーを使うと毛穴が開くので、汚れが取れていいのですが、そのままにしておくと
毛穴が目立ってしまい、よくありません。
氷を使う必要はありませんが、冷たいタオルや化粧水で肌を整えてくださいね。
4）説明書をよく確認
スチーマーには種類がたくさんあって、製品ごとに使い方が違います。
例えば、水は精製水や水道水しか使えない、アロマオイルを使うことができるタイプなどもあります。
使用前にきちんと確認していないと、満足する効果がないばかりでなく、不具合や故障などのトラブルにつながります。
スチーマーは電気製品ですので、使用、取り扱いに十分な注意が必要です。
まとめ
家にいながら、顔にスチームを当てて、エステ気分が味わえるスチーマー。
私も実はもっているのですが、とっても気持ちがいいです。
エステと同じとはいきませんが、使った後は、顔色が明るくなったような気がして嬉しくなります。
値段も、機能も色々なものがあり、生活に合ったものが選べるのが、スチーマーのいいところでもあります。
ただし、使いすぎや、使用方法を間違うとトラブルが起こりますので、十分に気を付けてくださいね。
